竹原ピストルはとにかくハラミしか食わないと思うんだよね。
店員は店の外においた竹原ピストルのリヤカーを見て店内に向かってこう叫ぶだろう。
「外に停めてあるリヤカーどなたのかしらー。ちょっと動かしてもらえるー?」
通路側に座ってた俺はやれやれと思って飲みさしのレモンチューハイを一気飲みして竹原ピストルに言うんだ。
「俺が動かしてくるよ。」
それまで網を見つめていた竹原ピストルは視線をそのままに俺にこう告げる。
「飲酒運転にならねえかな。」
こういう気が利くところがあるんだよな。
「まあ、エンジン積んでないし大丈夫だろ。」
竹原ピストルは小さくコクリと頷いて言い焼き加減のハラミをおしぼりに巻いて丸呑みした。
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