2020-05-02

anond:20200502152019

その声に振り向くと、彼女ミニテーブルに置かれた僕のスマホを覗き込んでいました。春の陽気に半分だけ開けた窓から冷たい風がそよりと入ってきました。

「あー、大学友達

通知に一体何と出ているのか?動揺を隠しつつ、僕はあくま自然に答えました。昨日からLINEを始めたばかりの女の子をこの設定で通し切るにはどうしたらよいか脳味噌はフル回転を始めました。

「ふーん。仲いいんだね」

意味深彼女の口ぶりからは、不穏な空気が感じられます。その一方で、楽観的な気持ちも出てきました。昨日の今日LINEに妙なことを書くはずがない、きっと大丈夫。いける。

「見て」

突然、彼女スマホを手に取り僕に通知画面を見せてきました。そこには何とーー。

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