それを失くした切なさを 何で拭えばいいの
今はただ僕の横に あなたの影がないことを
空を眺めながら思っている あの日に戻れたらいいな
いつか君と見ていた 夕陽が出ている
そんな優しい光で 僕を照らさないで
たくさん話した橋の下で 今は誰と話しているの?
僕のことはもう忘れたのかな
止まったままの時計は 時を刻むことはない
ありふれた言葉が 出ては消えていく
どこにいるのかも分からないよ
今でも君のことを思ってるのに
あの時 夕陽が二人を照らしたように
今はあなたと誰かを 照らしているのかな
思い出の公園で 日が暮れるまで
話をしたあなたは 笑っていた
僕はもう二度と 振り返らない
そう心に決めたはずなのに
夕陽が僕を包んだ
いつか君と見ていた 夕陽が出ている
そんな優しい光で 僕を照らさないで
あの時 何を言えばよかったのだろう
あの時 何を言えば変わっていただろう