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小学校のクラスにバカな子がしばしばいたのを覚えている

何をバカだと思っていたかというと

やたら人なつこいが勉強はそれほどできない

当てられるとぜんぜん喋れないのに普段はおしゃべり

我関せずのマイペースでたまに詰まらない話をするが勉強だけはできる

ただ「バカではない子」の定義は案外難しい

ひとまず徒党を組んで「仲間がいるからバカではない」ように見せ、

人の悪口を言って強く見せ

先生には歯向かわず良い顔を見せる子らもいたが

それは「バカではない子」であっても「狡猾な子」である

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