これは全部俺の妄想なんだけど、氏賀Y太の作風も昔に比べると丸くなった気がするんだよな。
昔は一人でも多くの読者を振り落そうとしてたというか、「どれだけ不快な作品が描けるか」を競ってたというか。でも今はそれを感じない。いい意味で媚びるようになったというか。
昔は言ってみれば、インテリぶった評論家が「心底不快な作品だが、なぜか目を離せない(キリッ」とか言いそうな作品ばっかり描いてたイメージ。でも今は俺みたいなクソガキが「えっちだw」「ぐうシコ」とかキャッキャ騒いでちやほやできる作品を描くようになった。気がする。
何が言いたいかと言うとさ、あのオッサンも別に重鎮ぶってるわけでもないだろうっていうか。みんなの仲間に入りたくて頑張ってたんじゃねぇのかなってこと。
最悪な失敗かましちゃってさ。それ自体は許される行為じゃないと思うんだけど。綺麗さっぱり排除したくはないとも思うんだよな。