いもしない猫の妄想をする。
子猫をもらい、飼い始める妄想。大地震で家がなくなり、猫を探すが見つからない。這々の体になった頃、パニックになった猫が、かつて家があった瓦礫の下から這い出てくる。抱きしめて泣く。猫の名を呼びながら。ここでもうボロボロ涙が出るし、初めてうちへやってきた日の写真を猫と一緒に見る妄想なんかも、最高に泣ける。
存在しない猫は、最期は廊下の隅で死ぬのだ。ありもしない家の、廊下の隅で。
そんな妄想がやめられない。疲れてんのかな
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