2019-05-29

喫煙所独特の死んだ魚の目をした人たち

昨年たばこをやめた。

前々からやめようとは思いつつやめられずにいたのだが、先日出先の駅前喫煙所たまる人たちを見ていたら急激に吸いたくなくなった。

少し前までは自分たばこを吸うために喫煙所コンビニ前の灰皿を探して歩きまわることもあったのだが、なんとなくその日は小さな灰皿に群がる死んだ魚の目をした人たちを気持ち悪いと感じたのだ。

考えてみれば、ホテルレジャー施設の中にある小さな小屋みたいなところで、もうもうと煙がたちこめる中で吸うたばこって何がおいしかったんだろうかと思う。

何よりもあんなところに押し込められて、それでもたばこというものから離れられないみじめさみたいなもんがある。

まだたまにたばこを吸いたくなることもあるけど、そんなときはあの駅前に群がっていた瞳にも肌にもまったくつや気のない人たちの群れを思い出すようにしている。

  • 脳がニコチンを求めるから、どんな場所でも吸うんでしょ。 およそ、喫煙者というものはニコチンの奴隷と化しているのだ。

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