宗教かどうかはともかく、倫理的な高みとか精神の高みとかを目指す人たちがヴィーガンである。
これは他の高みを目指す人々と同様に、上と下という二つに人間の精神状態を分けるのではなくて、一歩ずつ高みに登っていくことを目指している。
つまり、一歩登ったら、そこで満足するのではなく、次の一歩を目指すということである。
それが精神の高みを目指す者たちの歩みである。
これはつまり、「苦痛を与えなければ殺して食べても良い」とヴィーガンが言っているとしても、それは一歩目の目標に過ぎないということである。
その一歩が達成されたら次の一歩を目指すのだ。
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