おじさんはスススッと歩いてきてほとんど無意識なルーティーンのように「カーッ!」とやって痰混じりの唾を出す。ボトッという生々しい音が室内に響き、集まった排尿人たちはおじさんの存在感に圧倒される。おじさんは体を左右に揺らしながら股間に手を当て猫背気味に体勢を整える。便器からかなり離れたところからするので放物線が視界に入る。どうしたもんかなと思うけど、これが日本の民度なのだろう。羞恥心を持たぬ獣である。
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