■「顔」で他人を見分ける
長い間考えてきたことだが、どうやら、自分を含めて人間は、他の人間を見分ける時に、「顔」で見分けている、ということが推測から確信に変わりつつある。
これに加えて、個々に別々の「名前」を付けて呼ぶことで、その人を同定していることは、ほとんど間違いないと言ってもいいだろう。
ということは、つまり、「顔」も同じで、「名前」も同じ人間は、二人として存在しない、という方に賭けているとも言える。
人類史のいつから、どんな理由で、そのようなギャンブルが成立するようになったのか? 興味深い問題ではある。
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