書籍などから人は誰かが解明した知識を得ることが出来る、それを駆使する人間が知識人だ。
だが昨今この駆使の部分を誤って理解している人が多く感じる。
知識を駆使するとは、それを口に出して行使することではない。
真にあるべき知識人の姿は知識を土台とし、新たな真実に手をのばすことだ。
誰かによって編み出された真実は自分にとっては知識でしか無く、真実とは足り得ない。
ただ知識を貪り、それを自らのうちに蓄えている人は物知りであり知識人ではない。
物知りは内にある知識を言葉にするだけであり、知識を用いて真実を追求することは出来ず、そして無価値だ。
人は知識人としてあるべきで、知識を土台とし常に真実を追求するため、人最大の能力である頭脳を使いこなさなければならない。
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