■死にたくない生き物ほど生き残る皮肉
当然の摂理なわけだけど、死にたくないとして存命を目的に生きる生物のほうが当然生存率が高くなる。
逆に死ぬことに対して恐怖が少ない生物はそれだけ命を落とす危険性が増える。
それでどうなるかというと、死にたくないと強く願えば願う生き物ほど世の中に増え続けていくということ。
しかし当然命は有限である。
死からは絶対に避けられないにも関わらず、死を恐れない生物ばかりが淘汰されていき、死を恐れる生物ばかりが死ぬために生まれてくるのだ。
人間が死を恐れるあまりに新たな生命を生み出すことを諦める未来はそれほど遠くないのかも知れない。
ツイートシェア