■ひょっこり顔出すなにか
この4月から異動となり、先輩と社用車で移動する機会が増えた。そんな先日の事、すこし入り組んだ道の建設中のビルの傍を過ぎたときだ。
「ドカタがボルボのってるのおかしいだろ」
ひとこと、先輩がつぶやいた。たしかにボルボが路上駐車されていた。先輩のそれは運転している私に聞かせたかった言葉ではないように思えたのでそのまま流したのだが、突然の出来事に面食らった。こういう感情、差別感情とでもいいのか、は本人のうちに存在するので、気づかないのだろう。そして、その先輩も口にしたとも気づいていないのではないだろうか。
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