死にたくない。死ぬのが怖い。
ただすぐに「死にそう」「死にたい」と言ってしまう自分が嫌でまた死にたい。
生まれて死ぬまでの心拍数は同じ、らしい。
つまり、アイドルのために何度も何度も会場に通ってペンライトを振って声を出して応援をする私は、アイドルの何か悪い噂を見るたびに耳の奥でどっ、どっと血が流れる音がして全てを閉ざして部屋に篭りたくなる私は、結局自らのゆるやかな自殺に手を貸しているわけだ。平穏に何も知らない、何もない部屋で何も考えずに生きていたらどれだけ寿命が延びるだろうか。いや、それはそれで見えない死の恐怖に怯え、心拍数が爆発してしまうかもしれないが。
自殺、こういう風にできるとも知らなかった。
Permalink | 記事への反応(0) | 12:47
ツイートシェア