何回も死にたいと思ったことはある。小学生の頃から、どうしようもなく死にたいと思うことがあった。そういう時は、なにもしないで寝転んでいた。学校から帰ってきて、天井を見つめながら死にたいなあ、と思いながらぼーっとしていると、すこし気が楽になった。
一度、本当に死にたいと思って、自分で首をしめてみたら、思っていたより簡単にしねそうな感じがした。めちゃくちゃ苦しかった。
その時、死にたいから「死ねる」に感覚が変わった。いつでも死ねるなら、死にたくはないと思った。これはこれで、別の病気かもしれないが、死にたいと思うよりかはマシだろう。
それでも、ときたま死にたいと思って空を見上げる。空を見上げる時はまだ元気な方で、もっと辛い時は目を閉じる。
すこし休んで、紅茶を飲んで集中すれば夜になる。夜になれば一日は終わる。それを繰り返す。たまに笑えることがあるから、それでよしとする。
自分の話ばっかしてないでもっと面白い話しようぜ。 「もし現実世界にネットゲームのシステムが組み込まれたら」みたいなシミュレーションでもしてみようや。