人の気持ちの機微に気づかない方ではない。これまでわたしが上手くやれてきたのは、それをいち早く察知することに長けていたからといってもいいかもしれない。
彼には好きな人がいる。今まで彼女の美しさに気づいていなかったのだろうか。
正直彼には返してもらいたいものがたくさんある。お金とか物ではない。気持ちの話だ。
こうしたら好かれるだろう、と思って行動することによって、自分でも信じられない力が出たし、それはわたしをとんでもないところへ連れていってくれた。それにはとても感謝している。
しかしいつもそうしてくれて当たり前、と思ってほしくはない。
もし仮に、彼に何かを頼まれる機会があったら、できればいい返事を返したい。その時もうすべて出し切ってしまっていて、これ以上何もできない!などとは言いたくない。
なので、一度線を引くことにした。
感謝しています。ありがとうございます。