スペースの都合で何度か折り返しながら並んでいたんだけど、
その折り返し地点で「どこから並べばいいのかなー」みたいにキョロキョロしながら取り付き、そのまましれっと居座ってた。
自分は横入りを許せない質なので、二人組の内の自分の側にいた爺さんは注意して列から出させたが、
もう一人は自分との間に他の人がいたので割り込まれた人に任せよう、
あるいは注意された爺さんが婆さんを止めるだろうと思ってたら、
割り込まれた人も爺さんも注意することなく、婆さんはそのまま参拝まで漕ぎ着けてしまった。
とても寒くて雪まで降っていた元日のことなので、なおさら腹がたった。
「奇妙な」というのは、その二人連れの爺さんを止めても爺さんと婆さんの間で全く意志疎通がなく、
婆さんは脇目もふらずに並び続け、爺さんはしょんぼりしながら焚火で暖を取りながら待ち続けてたこと。
もちろん、一緒に帰るところまで確認したわけじゃないから他人だった可能性もあるけど、
だったら爺さんがあの寒い日に暖をとって待ってたのが説明つかないし、
婆さんの参拝が終わって気が付いたらいなくなってたし。
何だったんだろう、あの老夫婦。