■毎朝目が覚めると全裸になっている現象について
器用にシャツも脱ぎ散らかし、ももひきという名のタイツも裏返して布団の足側にぐるぐる巻になっている。
これが毎朝毎朝、こうなるのだ。
矯正したい、己を。
強制したい、己を。
考えてみてほしい。
真夜中に突然大地震が列島を襲ったとする。
その時、裸族であるかそうでないかという差は、致命的なものだ。
裸族であるがゆえに死す。実に情けない。みっともない。はしたない。
親の死に目に会えず、さらには親の面を汚し、死人に口なし死体に恥ありという生き様と死に様の両写し。
想像するだに恐ろしい。
とにかく、このままではいけないのだ。解放を望む我が体に、介抱と快方とをもたらすはてなーよ集いたまえ!
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