大雑把な地図によると斜塔は北側のようだ。
急いでいるわけでも、賢くなければいけない理由もないので、
北に歩いた。
近くまで行けば見えるだろうと言う目論見だ。
ところが、歩けど歩けど斜塔は見えず、疲れてしまった。
辺りを見回すと、小さなバールがあった。
一息つこうとバールに立ち寄り、カプチーノと伝え1ユーロ硬貨をカウンターに置いた。
程なくしてカプチーノがカウンターに置かれた。
口に運ぶと思わず目を閉じ、大きく息をついてしまった。
この店のカプチーノを再び飲むことは二度と無いだろう。
ピサに再び立てたとしても、店の場所がわからないから。
パリのなんか有名なカフェが日本上陸という記事を見たので、
こういうよくわからない個人のバールもいいよね、と思った。
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