中2の頃の話。
俺には小5からの同性の友達みたいな異性がいた。
アホだのブスだの言っては追いかけたり追われたりしてた。
しかし、その子とも中2でクラスが別れ、話をすることも滅多になくなっていた。
そんなある日突然俺のクラスに現れ俺に手紙を渡して欲しいと近くのクラスメイトに頼んだ。
中2クラスは当然大盛り上がりである。
「内容は昼休み渡り廊下へ来てください」とあった。
もうどう考えても告白である。
だが当時硬派を気取っていた俺は行かなかった。
最低だ。
断るにしてもちゃんと断るべきだった。
その後顔を合わせることもなく卒業し、今頃になって後悔の苦さをかみ締めている。
今更なにもできることはないが思い出すたびにあの子に謝り続けるだろう。
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