その言い方だとまさにその”単に「物語」と云ふ意味ではない。”の「物語」も本来の意味ではないことになってしまうのだが。
「話」を留保つきのものとして読むのは、まあ、この文の主題だからありだと思う。何度も使ってる中核的な単語だしな。俺もまずい例示だったかなとかは思った。
でも、この「物語」を本来的な用法ではない特別な意味を込めた「物語」だと読むのはいかがなもんかね。一回しか使って無くて、特に掘り下げられてもないし、なにしろ「単に」とわざわざ前に付いているのに、単なる物語ではないという読解をしちゃうわけ?
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