求められたことに過不足なくこたえるのが高等教育だと俺は思っているよ。
もちろん、重大な問題(自殺とか鬱とか)を抱えているならある程度動こうとも思うが。
彼は俺に、まだ何も求めていないからな。
親身になる必要がない段階だと思う。
今は誰にも言えないことを独り言のように俺に言って満足してるんだから、聞き流すだけで十分な貢献だと俺は思っている。
「ほら、お前もわかってないならちゃんと聞け」
ということもできたが俺はそうしなかった。
なぜなら彼がそれを求めていれば聞くし、求めていないなら聞く必要がないから。
そして、彼に見る目があるかどうかは知らん。
実際ないんだと思う。
ただ、俺の職務は十分こなしているはずだと思うので、そこはそれで許してくれ。
なるほど 過不足なくというのは人付き合いのやり方としては一理ある だが自分自身の行動指針に、女子から総スカンくらうような馬鹿なガキの「他人に求める能力」を織り込んでいる...