テストの花道と言うのを見ていると、受験勉強の時にいかに「弱い部分」を補強するかに時間をかけているのが分かる。
一方で、仕事の勉強は、その反対の方がよいように思う。「弱い部分」を補強するのでなく、「強い部分」をさらに強くすることだ。
「弱い部分」を補強したところで、他の人と比べても単なるジェネラリストになり、その人の良さというのは出てこない。一方で、「強い部分」をさらに補強することで、「その人にしかできない」ことがどんどん集積していくようになる。結果として、他の人と比べて抜きん出たところが生まれる。
受験勉強ばかり続けた人が大学に入っても、同じように勉強を続けた場合、単なる平凡な人になってしまうのでは、と思う。それでも、まったく勉強しない人よりは、多少はできる人なのだろうけど。