2010-11-25

以下は弊社会議室での実際のやりとりをベースにしたフィクションである

「…というわけで、FFヴェルサス13の購入。よろしくお願いします」

「なるほどなかなか面白そうだ。購入する方向で検討しよう」

ありがとうございます

「で、箱○版の発売日はいつかね?」

「・・・え?」

箱○版の『ヴェルサス13インターナショナル』を楽しみにしているよ、という意味だよ」

「あの・・・ヴェルサス13PS3独占タイトルでして、Xbox360では・・・」

でもどうせ出すんだろ? 箱○版で。買うなら後から新要素が追加されたり、バランスが修正されたものの方がいいに決まってるからな」

「えーっと、その、ヴェルサス13PS3独占タイトルであると弊社で公式に発表を・・・」

「はっはっは。ここでそんなタテマエを言う必要は無いんだよ君。どうせPS3版発売の一年後くらいに箱○版を出すのは分かりきってるんだから。FF13がそうだったろう? 我々はちゃんと定価で新品を買うと言っているんだ。それが君の会社に何の不都合があるのかね?」

「・・・。」

「君の上司に胸を張って報告したまえ。『○○社マネージャーXbox360版の購入を前向きに検討する事を会議確約しました』ってね」

「・・・。」

「後で製品の資料を送っておいてくれたまえ。PS3版ではなく箱○版の方を、だ。間違えないでくれたまえよ?」

マネージャーの目は微塵も笑ってなかった。信用を失うってのはほんと怖い。営業は半分泣いてた。

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