以下は弊社会議室での実際のやりとりをベースにしたフィクションである。
「…というわけで、FFヴェルサス13の購入。よろしくお願いします」
「・・・え?」
「箱○版の『ヴェルサス13インターナショナル』を楽しみにしているよ、という意味だよ」
「あの・・・ヴェルサス13はPS3独占タイトルでして、Xbox360では・・・」
「でもどうせ出すんだろ? 箱○版で。買うなら後から新要素が追加されたり、バランスが修正されたものの方がいいに決まってるからな」
「えーっと、その、ヴェルサス13はPS3独占タイトルであると弊社で公式に発表を・・・」
「はっはっは。ここでそんなタテマエを言う必要は無いんだよ君。どうせPS3版発売の一年後くらいに箱○版を出すのは分かりきってるんだから。FF13がそうだったろう? 我々はちゃんと定価で新品を買うと言っているんだ。それが君の会社に何の不都合があるのかね?」
「・・・。」
「君の上司に胸を張って報告したまえ。『○○社マネージャーはXbox360版の購入を前向きに検討する事を会議で確約しました』ってね」
「・・・。」
マネージャーの目は微塵も笑ってなかった。信用を失うってのはほんと怖い。営業は半分泣いてた。