いや素人ですが。英語がどうのグローバルがどうのと言っている大抵の半可通よりは知識があるとは思うけれど。
そもそも現状英語は支配言語ではないのではないか?そして今後とも支配言語とはなりえない可能性は高いだろう。ならば「支配言語でなくなる」という言はおかしい。支配言語でないものが今後とも支配言語にならない、ということがなぜ「英語の影響力が弱まる」ことにつながるのか?
このあたりは「想定されている状況に比べて」と読んでほしい。わかりにくくて済まない。要は、現状では「英語化すれば世界はグローバル化してバラ色」的な考えが、英語支配下のグローバルで一番不利になる日本でさえ多少は浸透しているが、日本の「英語化」は無理だという現実に気づけばこの流れは逆流するだろうということだ。
ネイティブでいえば英語より人口の多いスペイン語圏あたりが各国連携して正面切って英語に背を向けることでもない限り、ヨーロッパ系言語圏では英語の共通語化が進むだろう。
ところが既にヨーロッパは英語支配を抑制する流れになっていて、例えばEUは建前上EU内のあらゆる言語を公用語化している。ここで「英独仏を公用語とする」という流れになっていないのがむしろ不思議なくらい。英国がEUに対して日和見的態度を取っていることもあり、数十年単位で見れば、場合によってはラテン語復活なんて話も出るんじゃないだろうか。
その共通言語として何を選ぶか、という際に「英語じゃ厭だ」と非エリート層が実感できるのは、英語習得が厳しい東アジア・アラブ・マレー語圏あたりしかない。この世界で少数派の1/3くらいにしか、非英語の共通語化志向が起きる余地がない。
1/3をガラパゴスと見るかそうでないか、そこがあなたと私の現状認識の違いだろう。
私の考えだが、とりあえず世界人口の1/3があれば自給自足経済圏ができてしまう。非英語圏と英語圏の情報交流のチャンネルが言語エリート層に限られていてもそれで間に合ってしまう。重要情報は翻訳を流通させればそれで事足りてしまうし、翻訳が売れるだけの市場規模があるからだ。これはこれまで日本が外国語オンチでいられた事情を考えれば想像がつくだろう。同様に、中国の経済発展がこのまま促進すればまず間違いなく中国の英語化は逆行する。そうなったとき何が起こるかだ。中国は明らかに米国に対抗しようとしているのだから。そうなったとき、政治的には米国に近く文化的には中国に近い日韓は難しい舵取りを迫られることになるだろうが、いずれにせよ米国=英語一辺倒の流れでなくなることだけは間違いない。
「ヨーロッパ人は誰でも英語を話す、それに引き替え日本人は」云々という議論を耳にする。確かに英語が流暢なヨーロッパ人に「どうして英語がしゃべれるの?」と訊いたら、なんで...
元増田です。ああ、そういう風に取られるかと思ったので補足。 私が「英語の時代」と言ったのはそういうことではなく、現在先進国の人間が誰でもその国の公用語を「国語」として、...
元増田が現状認識について素人でないことは判ったが となれば、たとえばアラブが(古典)アラビア語、東アジアが漢文、東南アジアがマレー語あたりで固まったとしてもこれは「ガラ...
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・英語は支配言語になりえない ・日本語話者にとっては英語習得のハンデは非常に大きい あたりの認識を持ってるあたりの現状認識は一致してると思う。恐らく自分と同じく能天気な「...
元増田です。 まあ確かに希望的観測が混じっているのは確かだし、英語マンセー派みたいな奴らはそもそも主張以前に心性が嫌いなのでバイアスがかかっているのは否定しない。あの連...
あの連中の、何でも「欧米だから正しい、日本だからダメ」という態度は日本で頑張っている人間を馬鹿にしているし、何よりも「欧米」の中でも自分たちにとって都合のいい部分だけ...
海外ニートを叩いている人かぁ
元増田が批判しているのは、海外ニート氏ではなく、ちきりんや金融日記の人といった ネット新自由主義者とでもいうべき一派だと思う。
1/3ならともかく、非英語圏ブロック最有力の中国ですら1/6程度のマーケットにしかならない。これが6割の英語圏に対して独立した地位を保てるかどうか・・・自分は否定的ということ...
お互いに近い関係にあるゲルマン系・ラテン系言語だけで世界の1/3以上の人口・国を押さえちゃってるという偏った状況が出発点で、これに本来印欧語と無関係なドラビタ系語圏な...
ドラビダ系とか話してる庶民が近い将来英語が通じるようになるとも思えないのでいくら公用語だからと言ってインドの十数億を丸ごと英語圏扱いするのは無理があるのでは? 今の話...
現状では非英語圏になってる、南インドやアフリカの仏語圏でも国際共通語の必要性は増してくるだろう。その時に選ばれるのは「英語」であると予想すると なんでアフリカの「仏語...
元増田さん? 一時的にそれらの地域で英語が使われることはあるかもしれないが、人口、経済規模、教育水準あたりが整備されるなら当然のごとく現地語に置き換わっていくと思うよ。 ...
>一旦非母語を受け入れた国が、その共通語をさらに英語に置き換えるのに抵抗が強いとは思えないよ。 思うのは勝手だろうけど、実際にこういうことできた国っていくつぐらい実在す...
そこについては、確かに感覚的なものでしかないよ。なんせ英語が最有力になったのって高々この5,60年だし、国際共通語の重要性が高くなったのなんて、せいぜいここ2,30年の話だからね...
ルワンダってドイツの次はベルギーでは?英語にしたのも最近英連邦に入ったからという政治的な理由で周辺植民地に影響されたからってものでもないはず。
ご指摘どうも。仏領>白領は結構一瞬で気付いて直したのに見つかってしまったか。 英語採用の経緯はコモンウェルス加盟を目指しての政治的動機が直接の経緯だけど、それ以前に英語...
ちょっと統計の数字が不正確かな。イスラム人口は12億ってところで、1/3に程遠い。 人口増加率からすると近い将来3分の一になるということ。今の話じゃなくて、これからの話。 h...
ブロックができないからと言って圧倒的多数の人々は国際語を使う必要もないんだから。 ええ。そこはその通りですよ。 元々の20100829102106での趣旨は元増田氏が 「これは「グローバル化...
私が「英語の時代」と言ったのはそういうことではなく、現在先進国の人間が誰でもその国の公用語を「国語」として、日常会話から高度な話題に至るまで読み書きできるようなことが...
金沢弁が絶滅したんだっけ?
方言に限って言えば、金沢弁に限らず、ほとんどの方言が絶滅危惧種だけどね。今の子供はそれっぽいアクセントで共通語話してるようなもんだし。 まあ、あと半世紀も待たずに方言の...
なんかまだ話が通じてない気がするので。 そんなの当たり前じゃないか・・・いくら言語絶滅の世紀とは言え、多数話者がいる数百言語の衰退を気にしているひとなんてほとんどいな...
英語が判るエリート層と、そうでない層の知識格差が生じることを(問題はあるだろうけど)止める要因は無いと思うけど? 知識格差と言っても、ヨーロッパ中世ほどの断絶にはならな...
知識格差と言っても、ヨーロッパ中世ほどの断絶にはならないだろうし、非英語熟練層の知識レベルが落ちるわけでもない。 日本なんかでは、これまで通り母語でちゃんと高等教育も...
そう。日中韓あたりは、現状からあまり変わらないと思うよ。 ただ、他の国の英語共通語化は進むでしょ? 英語化が進む要因はあっても、後退する要因がないのに「英語の地位が低下...
それこそ自然科学の世界では英語支配が長く続いているが、英語がほとんどできない益川先生でもノーベル賞を取れたよ。しかも自然科学で英語支配が成立した理由は、結局科学論文な...
それこそ自然科学の世界では英語支配が長く続いているが、英語がほとんどできない益川先生でもノーベル賞を取れたよ。しかも自然科学で英語支配が成立した理由は、結局科学論文な...
横だけど 当時も日英機械翻訳がかなり実用に近いレベルで動いていたの? なんてどこにも書いてないよ。誤読。
日英機械翻訳が実用的なんて今でもありえんわwww
言語学的にあまりにも違いすぎる故に学習するのが難しい、というのは納得できる話だと思う。 でもその表だと中国語も同じランクだけど奴らも英語オンチなのかねえ。なんか日本人よ...
中国農村での英語の通じなさは日本の田舎の比じゃないよ! 人口多いだけで中国の教育レベル買い被りすぎ。 中国の英語語学水準が日本と同じだとしたら、日本の上位1割レベルの人な...
中国の田舎は英語以前に北京語(普通話)が通じるんだろうか。
テレビは北京語だったりするから、通じるよ! 通じるだけで、北京語で話しかけても広東語でしか返ってこなかったりするから俺の語学レベルじゃどうにもならんけどな!
だからといって中国語の時代が来る、と書かない当たり、id:xevraとは違うなあ、と。 しかしながら、時代が来なくとも、多くの国で英語が話されているのは紛れもない事実であり、ビジ...
中国農村での英語の通じなさは日本の田舎の比じゃないよ! 人口多いだけで中国の教育レベル買い被りすぎ。 中国の英語語学水準が日本と同じだとしたら、日本の上位1割レベルの人な...
・日本語話者にとって英語が習得の難しい言語であること ・無理なものを無理強いしてもしょうがない ことは同意見です。 しかしながら、「東アジアとアラブ圏が英語習得に特別に不...
国際語の地位を決めるのは習得難易度じゃなくて、「既に国際語の地位を得てる」という事実だしね
やれ英語の時代だ、やれグローバル化だということが近年安易に言われるが、ヨーロッパのような文化的に近縁な地域や旧大英帝国、また米国の勢力圏化にある中南米を除いてそのよう...