2023-09-03

Elskavonというミュージシャンの「Origins」っていう今年出たアルバムにはビックリした。

元々、ポストクラシカルの人だったようだけど、近年では一転してアンビエントエレクトロニカに傾倒し、その結晶のような作品で。

よくある、ポストクラシカル作曲手法や手触りはそのままに、デジタルのエディットを取り入れました、という感じじゃなくて、ソングライティングから音色の選定、サウンドレイヤーの構築まで見事にアンビエントエレクトロニカ・チルウェイブあたりの典型的な手触りを感じさせてくれる。

全体的に、リバーヴを抑えた初期エレクトロニカ音響と、アンビエントと融合したチルウェイブ音響が混ざったような、一見矛盾するようだけどリバーヴの空間処理をディレイトレモロコントロールすることで制御しきったような完璧主義を感じさせる音。

今後のリリースも楽しみになっちゃうな。これ何書いてるか分かるって人はぜひ聞いてみて。

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