ダイジンって一体何だったのか
震災のあった地の捨てられ荒れ果てた町に存在する扉
鈴芽が思い出さないよう閉じ込めていた震災の記憶
要石
ダイジンは各地の扉(震災の記憶)を開けて回った
鈴芽が旅の中で人々に出会う度に。
扉から出てきたみみずは地震を起こし災厄を招く
震災を忘れのうのうと日常を生きている人々に対する憎しみ
母親を奪った震災に対する憎しみ
ダイジンは母親を探して彷徨った鈴芽だったのだろうか
サダイジンは?
鈴芽の存在がなければ、と心に押し込めたはずの憎しみを吐き出した環
ダイジンは鈴芽の子にはなれなかった
鈴芽は生きること(草太)を諦めず、母の死を受け入れられなかった幼い頃の自分に未来はあると声をかけ、ダイジンを要石とし扉を閉じた
鈴芽は新たな一歩を歩み出すんだろう
震災の記憶を受け入れ、自分の人生を歩き出す
いまがどんなに暗かろうと、未来は明るいのかもしれない
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