2022-10-30

anond:20221030123647

海外では3Dプリンター建築の事例が増えていますが、日本では実現性が低いです。

建築基準法をクリアできないからです。

主な理由耐震基準

3Dプリンターコンクリートをメインとしていますが、鉄筋が入っていないと建築基準法をクリアできません。

コンクリートは、地震の「ひっぱる力」に弱いため、鉄筋が入っていないと地震に耐えられないリスクがあるんです。

事実日本では3Dプリンター建築で、確認申請に通った建物はまだありません。

結論3Dプリンター建築は躯体部分には使えません。

ただ、躯体部分以外の造作であれば可能でしょう。

大林組3Dプリンターシェル型ベンチを建築

大手ゼネコンを中心に、3Dプリンター建築の開発が進んでいます

大林組では、3Dプリンターシェル型ベンチを建築しました。

※ただし、このベンチは大林組敷地内に造られたものなので、公共の場所の建築物ではありません。

今後の技術革新によっては、躯体にも使えるかもしれませんね。

記事への反応 -
  • この間、有名なYoutuberが注文した家を巡って大騒動になっていた 簡単に言えばガレージが地面に対して高すぎて、段差を乗り越えないと入れない上に確実に車を傷つける構造になってい...

    • こういうのあるから3Dプリンタ住宅が注目されるんですね

      • 海外では3Dプリンター建築の事例が増えていますが、日本では実現性が低いです。 建築基準法をクリアできないからです。 主な理由は耐震基準。 3Dプリンターはコンクリートを...

    • YouTuber? 本人おいしいとしか思ってないでしょ

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