2022-05-17

付き人だった大仁田厚特別可愛がり、一時は本気で養子縁組を考えたこともある。大仁田馬場付き人をしていた頃、興行馬場の赤いパンツを持って行くのを忘れたことがあった。困った大仁田は、同じ会場に赤いパンツを履く身長2mの外国人選手がいたため、この選手の控室に忍び込んでパンツを盗んだ。馬場はそのパンツ試合に勝ったものの何かおかしいと気づき、「このパンツ俺の?」と大仁田に聞いた。大仁田は「外国人選手から借りてきました」とウソをついたが、馬場はこの嘘を即座に見破り「馬鹿野郎、貸すわけないだろ!」と怒鳴って張り手タイプ空手チョップを食らわせた。そして洗濯して返すようにと命じ、3日間口をきかなかったという。その後、大仁田は今度は馬場スーツズボンを忘れたが、素直に謝ったところ、馬場は何も言わず巡業中の約1か月間、スーツ上着に赤ジャージズボン姿で通した。大仁田はこの一件を通じ「馬場さんから人間として一番大切なことを学んだ」と語っている。

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