森と木の中だけで定住することもなく
生活してきたバーバリアンが
はじめてローマの巨大な文明に遭遇したときには
どのような気持ちになったのだろう。
生まれてからずっと、森と河を生活の場とし
狩猟と略奪、わずかな商取引で生きてきた人々、
その中で生まれ育った少年がはじめて
ローマの巨大な壁や水道橋を眺め観たときどんな気持ちになったのだろう。
あるいは草原の騎馬の人々の中に生まれ育った少女がはじめて
巨大な壁、自分たちを拒絶する巨大な壁をみたときどんな気持ちになったんだろう。
そういう蛮族と文明とが触れ合う瞬間を描いた文学や小説、ライトノベル
なんらかの創作作品はあるのだろうか。
蛮族の中に生まれ最後にはローマの執政官とまでなるような物語は存在するのだろうか。
読んでみたいのだが。
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