それは単純。日本テレビが、Jリーグの日本における地位を低いままにしたいためである。
間違って放送した日には、アジアの中で奮闘するJリーグチームの姿が視聴者に焼き付けられてしまい、プロ野球、および読売巨人軍の価値が大きく下がってしまう。
CWCはJリーグのチームが活躍することは想定していなかったので日テレは地上波で放送していたが、去年あろうことか鹿島アントラーズが奮闘してしまって大慌て。なんとが鹿島奮闘の立役者である柴崎を直後にスペインの果てに日テレの総力を挙げて追い出して、Jリーグの価値を上げない事には成功した。
数年前までACLの放映権を持っていたテレビ朝日は一応ACLを普通のコンテンツとして扱っており、10年前の浦和の決勝は地上波放送したし、準決勝以下の試合もBS放送を必ずやっていた。
しかしそのテレビ朝日より数億円も高い放映権料を払って放映権を獲得した日テレは、地上波はおろかめったにBS放送すらしない。CS放送も、巨人の専用チャンネルとのセット契約にしないとACLが見れないというかなり念入りな飼殺しを図っている。
準決勝はBSに格上げされたが、これは浦和の親会社の三菱グループがCM枠を買い取ったからに過ぎない。三菱が出てこなければ準決勝もCS放送のままだった。決勝も同じ図式だ。