2017-03-31

生きていたくない

一丁前に希死念慮などと呼んでいたこの死にたさに似た感情が、ただ生きていたくないのだと気がついた。

ただただ責任から逃れたい。なんのタスクもなく、誰に何かを強いられるわけでもなく、雨が降れば凍えて、晴れればそれで満足する生活がしたい。

それでいてへらへらと笑っていれば誰かを何かで満足させられるような。そんな都合のいい存在でいたい。

どうやらなまものに当たったらしく、下痢吐き気がひどい。

ああ、私の体はこうまでして体に悪いもの排除して、都合の良いものだけに手を取り死にたくなくて生きているのだ。

そう考えると、ますます私がかんじていた死にたさのようなものが、それ自体吐き気を伴うような類のものでないことに失望し、安堵する。

自分の中の正体がわかったところで、いさぎよく電車にでも飛び込んでみようと思ったが、今の私ならレールの上で受け身を取り、吐きながらホームの下に転がりこむだろう。

体が電車に滑り込む鮮烈や空想だけ残して、電車のシートの暖かさにしがみついている

病院は何時から空いているだろうか

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