小さい頃から親に「お前は人の三倍努力してやっと一人前なんだ」と言われてきた。
事実それくらいにやってもできない子だった。それは今もそうだが。
だから、小さい頃から「努力しなければ、みんなに追いつかなければ」と思って生きていた。
そうして数十年経った今、「努力では解決できないことがある」「努力にも方法があって、適した努力でないといくらやっても無駄orほとんど効果のない遠回りな努力、にしかならない」ということに気付いた。
頑張ってなんとかなることでも頑張り方が違ったために、まったく身につかなかった。
頑張ったらなんでも何とかなる、という夢を見ていたけれど、夢から醒めてしまった。
残酷だなぁ。頑張ったのにやり方が違うって。
頑張るも何も主観だし、頑張りなんて人から評価されるわけでもない。
頑張ることを頑張る、みたいな某アイドル現象に気付いたけれど、同頑張ったらここから抜け出せるのかな。
なんて、また頑張ることを考えている自分がいる。というより、そんな自分しかいない。
はぁ。頑張るのも疲れた。悲しい。
10年かけて開墾した土地がたった1回の洪水で全部押し流されたら人生絶望するかっつーとそうでもない。 また耕すしかないのだ。