2016-06-30

http://anond.hatelabo.jp/20160629201917

正解は「嘘つき村の住人はいない」でした。

解説

一見するとAの「私は嘘つき村の住人です」という発言が明らかに矛盾しているので論理パズルとして成り立っていないように見えますが、そもそもの「前提」が嘘を付いている、と考えることで矛盾が解消されます

まり、嘘つき村の住人は正直で、正直村の住人は嘘をつく、ということです。

そうなると、こんどはAはどちらの村の住人でも成り立ちます

Bについて考えると、Aが嘘つき村の住人であれば正しいことを言っているのでBも嘘つき村の住人、Aが正直村の住人であれば嘘になるのでBも正直村の住人になります

Cも同じように考えるとBと同じ村に住んでいることがわかります。つまりAとBとCは同じ村に住んでいることになります

続いて「問題」の内容を見ると、間違っていることがわかります。(「問題」が正しいとすると、嘘つき村の住人になるので正直村の住人は1人か4人で、2人にならない!)

なので、「問題」も正直村の住人として扱います。そうすると、正直村の住人が2人、というのが嘘でないといけないので、結果としてABCも正直村の住人になります

結果として、「前提」、A、B、C、「問題」の"5人"が正直村の住人であることがわかりました。

問われているのは「正直村の住人は誰か?」ですが、これも逆のことを言っているとみなし、解答すべきなのは「嘘つき村の住人はいない」となります

前提自体パズルの一分になってる論理パズルがあったら面白いんじゃないかと思いついてしまったクイズでした。

前提とか問題カギカッコで話してる風でしょ? へりくつですいませんでした。

記事への反応 -
  • 前提「正直村の住民はいつも正直に話し、嘘つき村の住人はいつも逆のことを話します」 A「私は嘘つき村の住人です」 B「Aは嘘つき村の住人です」 C「Bは嘘つき村の住人です」 ...

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