2014-04-21

パイマン論争

パイパイマンマンどっちが好き?って議論があるよね。

中学生くらいになると誰もがぶつかる難問。

「僕はパイパイ派かな」「俺はマンマン派だな」とか、はっきり答えられる人もいれば、「それは今後検討すべき課題だ」なんてお茶を濁しちゃう人もいる。

ぼくはそのときの気分によって「絶対パイパイだよ!」と言ったり「マンマンに決まってるだろ!」と断言したりしたけれども、いま年を重ねて冷静になってみると、なかなか決められずに戸惑う自分に気づく。

それじゃいけない。

この問題についてとっくり考えてみて、そろそろ結論を出さなきゃ!


まず、パイパイの魅力はどこにあるのか?

パイパイの一番いいところは、「千差万別」であることだとおもう。

ひとめ見ただけで目ん玉が飛びでちゃうくらい大きな人もいれば、逆にびっくりするくらいまな板の人もいる。

真ん中の色についても同じで、墨をぬったように黒い人もいれば、桜のようにうるわしい色をした人もいる。

おっきいのも、ちっさいのも、まっ黒いのも、ピンク色も、ぜんぶぜんぶ最高!パイパイ世界に優劣なんかあるわけない。

もしぼくがパイパイを好き放題にできるとしたら、両手でわしづかみにして、ぷるぷる揺らしながら、真ん中のところに突進して、お鼻からいっぱい空気を吸って、からだじゅうの五感を総動員。一時間でも二時間でもそのままでいられちゃうだろうな。

パイパイってすごい!


じゃあマンマンはどうだろう。

マンマンの一番いいところは、お返事をしてくれることだとおもう。

ドアをノックすると中の人が開けてくれるみたいに、こっちが上手にアプローチすれば応えてくれるんだ。

でもやっぱり人それぞれで、すぐに扉をあけてくれるマンマンもいれば、かたくななマンマンもいる。

素直なマンマンもうれしいけれど、かたくななマンマンを説得して観念させようとする醍醐味もまたいいんだよねえ。

「おーい、開けてくれよう」「まだだめ。もっとがんばって」「こんな感じ?」「う、うん、いいかも、でもだめよ、まだだめ、あ、うん、そのまま、つづけて」

うっひょーぼくもマンマンと会話してみたいなあ。


さあ、パイパイマンマンのどっちがいいか、ついに結論を出すときがきた!

いやーこうやって書いてみると、パイパイマンマンはどちらにも長所があって、捨てがたいんだよなぁ。

うーん。

パイパイかなぁ

いやマンマンかなぁ

うわーーーーむりむりどっちもだいすきあいしてるえらべないよおおおおおおお

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