2014-04-09

むやみやたらに世界遺産に指定欲しくない理由

一番の理由は、観光客が訪れて飲食物などのゴミをそのまま放置していくこと。

景色とか景観世界遺産認定の条件であるのに観光客はただただ「世界遺産」だというだけで観光地を踏み荒らしていく。

その代表的な例が、熊野古道である

苔がこの古道の名物であり指定される理由でもあったのに、世界遺産になってからゴミだけでなくたくさんの人が苔を無くして行ったのである

また、心無い観光客による参道周辺の木々への落書きである

このような事があるくらいなら世界遺産になんてならなくてもいい。

指定された位で北海道知床のように立ち入り自体を禁止されるなんて事もあってはならない。

また、世界遺産になったからといって良い事だとは必ずしも言えない。

タリバン見せしめとして破壊された世界遺産であったバーミヤン仏像がそれである

国家的にみれば宗教的にも歴史文化的にも象徴的であったそれは、タリバン軍事的あるいは政治的意図による破壊によりその生涯を終えた。

故に世界遺産になる事はこと政治的意味をも持つのである

富士山がこのたび世界遺産となったが、ただでさえ観光客やそれ以前からの心無い人達による産廃行為が問題であったのに、世界遺産であるために

タリバンないしアルカイダ北朝鮮のようなテロリズムの危機に晒されない保証はどこにもない。

飛躍し過ぎるかも知れないが、ミサイルなんかが富士山とその周辺にぶち込まれたら、世界遺産に指定したユネスコを生涯許す事が出来ないかもしれない。

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