2011-09-07

いまさらフジテレビ

フジスポンサー離れが判ってきて、やっとこ「嫌なら見なければいい」に疑義を唱える人が増え始めたが、当初これは支持されていた。

「当然だ、良いこと言った、正論」なんて感じで。

上岡龍太郎の昔話まで持ち出す人も居たが、あれとは全然主旨が異なることが判っていただろうか。

上岡龍太郎はやりたいことがあり、それをやっていた。

から、「嫌いな人は見なくていい」と言う。

スポンサーがそこに金を出すとしたら、それは上岡龍太郎のやりたいことと、それが引き寄せる視聴者を買うのだ。

上岡龍太郎ターゲットを買うのである

から上岡龍太郎には言う資格がある、「見たくない奴は見るな」と、それは彼のターゲットではないから。


では、今回の韓流問題で「嫌なら見なければいい」と言ったタレントの、ターゲットは誰なんだ?

「嫌なら見なければいい」と言った対象の番組はなんなんだ?

自分番組が否定されたわけでもないし、自分の芸が否定されたわけでもない。

TV局の韓流偏重が批判されているのに、そこに首を突っ込んで「嫌なら見るな」と言ってしまう。

そこに金を払っていたスポンサーに、彼らはなんと言うのだろう。

自身も、自分ターゲットを売り物にしてるタレントであるのに。

TV局の放送姿勢全般について、「嫌なら見るな」ってのは、スポンサーケンカ売ってるだけだ。


あの言葉を聞いて真っ先に感じたのは、自分たちが広告塔スポンサーはその視聴者を買っているのだという認識の欠如。

からポジショントークはいえ気楽に言えてしまうのではないかな。

「嫌なら見るな」って。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん