彼は美容師になった。何気ない理由だったはずだ。
専門学校は何もかもが新しく、目に映るの全てに有り余る程の情熱を注いでいた。
楽しい時というのは瞬き程の速さで過ぎていった。
近くから見た彼は光を放ち、私には彼が作る未来、彼と私で作る未来は大きな物に見えていた。
5年働いてその後は独立して、子供は二人ぐらいで、男の子と女の子でそれでそれで。
二人でもしを並べるのは楽しかった。
一年半が経った時だったと思う。彼が仕事を続けるのが辛いと泣いた。
特別なアドバイスが出来るはずもなく、ただ聞くだけしかできない私は、夜彼が寝ると声を殺して泣いた。
彼は美容師を辞めた。そしてほどなくして私たちは別れた。
並べた「もし」が多ければ多いほど、比例して痛みは大きくなるのだろう。彼と出会って、そして別れてやっとそれに気づいた。
だけどそのまま美容師になったらあんた、Something Blue みたいになっていたかもしれんよ
うそこけ 彼の持つ全てが愛しかった。 元増田が好きだったのは「夢を持って輝いている彼」であって、彼自身がどんな人間かはどうでも良かったんだよ。でなけりゃ職業変えたくら...
つーか、あんた、ただのやりまんに見えるんだけど、その物言いと経歴。説得力ゼロ。
説得力があったから、必死で反論してるんだろ?(w