さて、ついにオンラインでの映画レンタルサービスが発表されましたね。
アップル、日本のiTunes Storeでも映画配信スタート
返却期限を過ぎて延滞金を取られたとか、借りた DVD に傷が付いてて見れなかったとか、そんな不便な経験をしたことがある人も多いんじゃないんでしょうか。
僕も、延滞金が保留になっててブラックリスト扱いされてるお店がありますw
お値段も新作 500 円、旧作 300 円からとそんなに高くない (地方の店だとこれぐらいザラ)。
良いところたくさんのこのサービスの開始によって、影響を受けそうな映画館、ツタヤとかゲオなんかが今後どうなるのかちょっと考えてみました。
ここはそんなに影響受けることはないんじゃないかと思います。
なぜなら、多くの映画ファンにとって「映画館で観る映画」と「家で DVD で観る映画」は別物だと思うからです。
あの大スクリーンに豪華な音響施設、映画を観るためだけの映画館という施設の魅力というか雰囲気、何よりいい映画の場合、他の観客と感動を生で共有できる (マナーの悪い人もいますけどね…) という独特の味みたいなものがあります。
デパートの屋上でコーヒーカップに乗っても普通の楽しさですが、ディズニーランドで乗ると楽しさ 10 倍くらい増しません? あんな感じです。
結論:
映画館は一種のアミューズメント施設なわけで、利便性を売りとしているオンラインレンタルとは競合しにくいかな。
ここがキモです。
でも僕は、少なくともツタヤはすぐ死ぬってことはないんじゃないかと思ってます。
iTunes Store ではおもしろい映画の提案はしてくれません (少なくとも今は)。
Music Store を見ても最新チャートがズラッと並んでいるだけで、今まで iTunes Store の方から音楽を提案してきたことは、機械的なレコメンド機能を覗いて皆無です。
つい先日脱税やらで恥ずかしい報道がされていましたが、やっぱり頭のいい人間はいるみたいで、ツタヤは最近こんな企画をやっています。
【TSUTAYA発掘良品】100人の映画通が選んだ本当に面白い映画。
名前でどういう企画かすぐわかりますね。
興味が出た方は、お店に行って返金対象の映画でもどうぞ。
で、何が言いたいかというと、今後お店が生き残る道の一つとして「客に提案できる店」というのが考えられると思う。
年に何百本も映画を観てるツタヤの店員に「これおもしろいっすよ~^^」なんて言われたら、よほどのことがない限り興味が湧きません?
これは機械でできてる iTunes Store には決してできないこと。
それに、ゲオにもこれはできません。
ゲオはレンタル料金の価格破壊ということで業界に参入してきたけど、映画というものは『観れる時間』という限られたパイがある。
レンタル料金を下げたら、限られたパイの争奪戦になりいずれ立ち行かなくなるということがわからなかったのだろうか。
わからなかったから、あんなことしたんだろうけど。
当然だけど売上は下がって、お店は昔のようにヘンテコな作品を置いてお店を賑わすことが難しくなり、メジャーな映画やドラマ・韓流といったつまらないものばかりになってしまった。
こんなめくらな商売をする会社に、驚くような対抗策が出せるとは思えない。
レンタルの次はポイント事業だし、やってることが全部 CCC (ツタヤの親会社) の後追い。
あー、ウザいから早く潰れないかなこの会社。
結論:
お店に行く楽しみを提案できるのなら、この先数年は大丈夫だと思う。
たぶん。
お値段も新作 500 円、旧作 300 円からとそんなに高くない (地方の店だとこれぐらいザラ)。 地方を転々としているがどこも旧作100円とか80円だよ。土地代も人件費も安いからやってい...
限られたパイとか提案とか、テンプレのbotを思わせるできである。。。
競合するのは、オンラインレンタルの方だと思うなあ。 Blu-ray相当のHD版が、旧作が300円~、新作が500円 DVD相当のSD版は旧作が200円~、新作が400円 クレジットカードが必要とか、条件は結...