モチベーションを上げる方法なんて、無い。
やる気。
バイタリティ。
似たような単語だけども、要は全部「自力で努力する事が出来るか」ではないでしょうか。
ジョセフ・ジョースターも「ガンバルとか努力するとかって単語が大嫌い」と言うくらいです。
僕だって嫌いです。誰だってそー思う。
好きな事にただ黙々と打ち込んで、勝手に結果がついて来る時ってありますよね。
それは客観的に見れば「すげー努力してる」という様に見られるのですが、本人は至って「努力したとは思って無い」んです。
ただ単に、興味があって楽しかったから、のめり込んでいっただけ。
努力ってのは、直感的に苦手だったりイヤだと感じる事を『我慢して』、無理やりに継続して克服・突破する事ではないのかなあと。
事実、今まで自分が今までの人生において色々と優秀な結果を残して来た過去を振り返っても、
全部が全部「楽しかったからのめり込んで、結果が勝手に付いてきただけ」だったりするんです。
「苦手だったけど我慢して続けた結果成績を収めた」なんてこと、一度も無いです。
好き嫌いで言うところの「美味しいと思えたから嫌いな食べ物では無くなった」みたいなもんです。
嫌いなものを無理やり食べ続けてても、好きに変わるわけないんです。
何かしらの切っ掛けで美味しいと思わない限りは不味いままなんです。興味すら沸かない。
得意な事は自然にできる。
自分では「大したこと無い、私には普通にできる事だ」、と思っていても、
他の人から見たら「私には出来ない凄い事」と言うように認識の違いが結構あったりします。
そこは謙遜する必要も無くて、自分の強みとして認識していれば良いんです。慢心する事無く。変にプライドを膨らませる事無く。
だったら、自分の得意分野で頑張って、知るほどに次々と勝手に湧き出る興味の触手を伸ばしていって、更に自分個人の強みというものを生かせばいいんじゃないだろうかと。
「自分が苦手と思ってる事」は、「それに関しては普通にできる」と認識してる他人様に任せて、いとも簡単にサラっとこなしてもらえれば良いんじゃないでしょうか。これこそ役割分担。
苦手な人が頭を茹らせて苦戦している時間が勿体無いのではないかと。得意な人に任せた方が円滑に進むし、得意分野にて別の仕事に関して最大のパフォーマンスが活かせるのではないかと。
苦手な事を無理やりやらさせられたら、そりゃモチベーションなんて上がるはずも無い。
自然と興味が沸いた事に向かって突き進めば、結果として
(我慢の強制を他人に強いる事が大好きな日本人が大大大好きな言葉である、)
「努力をした」という事になる、のでは無かろうか。
本人は得意分野を夢中でガシガシ掘り進んでるだけで、
苦手な人から見たら本当に苦痛な作業なのに、みたいな。
短所を克服するよりも、長所を伸ばせるだけ伸ばそうってのが俺の持論です。
モチベーションは勝手に沸きあがるものであって、本心では嫌だと思っている事に対してはモチベーションなんて上がるはずが無いんです。どんなに理論的に頑張らなければ行けないという考えを後付けしても、義務や強制になれば逆にモチベーションは下がるのではないでしょうか。
つうわけで、モチベーションを上げる方法なんて、ありません。
好きな事だったら寝食を忘れるほどに好きなだけ打ち込めれる。勝手にモチベーションなんて上がってる。
その自然に沸きあがるモチベーションの個人差こそが、「オンリーワン」なのでは無いでしょうか。
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海外勉強サイトでの英会話を投げ出していた事に気づいてもう一度取り組もうと思ったものの、
目標や原動力など沸きあがるモノが得に無かったので、なんでかなあとボーっと考えてた結果
自分の中から生まれた拙い考えを書き起こしたのが、上記の拙文であります。
お目汚し失礼致しました。