2009-06-26

たまには「FFXIのいいところ」の話でもしようか

いわずもがな、 某エントリーを読んでいて思ったことを書こうと思う。

できるだけ短く済ませたいけど、テーマの性質上むずかしいかもしれない。


件のエントリーは、結局FFWoWの比較を行っただけで、結論する事を放棄してしまっているように思う。

なので、僕が変わって代弁しよう。自信がないので、この誰も見なさそうな、匿名ダイアリーの片隅で。


http://d.hatena.ne.jp/pal-9999/20090625


ブログ持ってないし、ここの使い方がよくわからないのでリンクを張ります。

これでトラックバックできてるのかな。

とりあえずこちらを一読してください。


当方WoWを一時期どっぷりハマっていて、だいたいこちらのエントリーは概ね同意できた。

FFは件のエントリ言及されている「idleタイム」ってのが本当に長い。大いなる期待を胸に、ヴァナに飛び込んできた新人冒険者に対して、最初に与えられる洗礼は、これじゃないだろうか。

「え、戦闘って見てるだけなの・・・」「座ってるけど回復してるのかな・・・コレ・・・」

っていう。

気がつけば二時間ほど過ぎて、「なにやってんだオレ・・・・」と思って、ログアウトしたが最期。もう二度とログインしなかったユーザーも結構いるんじゃないかな。

WoWはその点、一回あたりの戦闘がスピーディで軽快だった。すぐ体力も回復するし、絶えず動き回れる。

これはあくまで一例で、WoWFFと比較すると、そういう諸々の部分で、遥かに「ゲームを遊んでる」感じがするんだ。


でもね、ゲームを遊んでる感じ、を求めるなら、オフゲのほうが面白いよ。と、言いたい。

相手が人じゃなきゃだめだ、というなら、FPSのようなオンラインマッチオススメする。

成長するゲームがやりたいんだよ。人が相手の世界だと尚いい。というなら、現実が最高にエキサイティングだ。

そして、その欲求はゲームでは永久に解消してくれるものではないという事も気付かなくてはならない。

FFXIVの登場のよって懸念されているFFXIの終了は、WoWにも遅かれ早かれ起きるんだ。

少なくとも、今現在、思っている以上に、オフゲ、半オフゲ(非MO)は面白くなっている。


くどいが、断言する。件のエントリー言及している大部分の要素において、WoWよりも面白いゲームは無数にある。


僕はディアブロ(IとII)から始まってUO黎明期を遊び、FFXIを解約してWoWを遊んだけど、今再び新規のキャラFFXIを遊んでいる。

ゲームとして面白いかどうか、というのは結局人それぞれで、今の所、僕はFFXIに対して好印象だ。

ネトゲおもしろい所は人との出会いだと思っている。

ブリタニアンよ、エンターテイナーたれ、というのは、ある有名なMMOの好きなサイト管理人さんが仰っていた言葉だ。

オンラインゲームの仮想世界で旅をして、見ず知らずの人と言葉をかわす。

僕は現在FFXIがそのプレイスタイルに一番適していると思った。そして実際、非常に楽しんでいる。面白い所だよ、ヴァナディール。


FFは確かに、制限が多いゲームだ。そして、その制限が非常にプレイヤーに対して辛辣だ。だから目立つし、ストレスになる。

だけど、その制限はプレイヤーの手助けでなんとでもなるようにできている。当然その時いくつかのしがらみもあるが、少なくとも、気を許し合える仲間と出会う、という事がMMO本来のゲーム目的なのだから、それくらいじゃなきゃ、MMOは面白くないだろう、とも思う。多かれ少なかれ、その辛辣な制限によって、いい仲間と出会えたプレイヤーもいるはずだ。

そうして、脚本家が絶対描けないようなドラマが、MMOには極稀に起きる。そして、それは願えばきっと起きるようにできている。FFにおいては、特にそれを強く感じる。


本来MMOは、そういうゲームになるはずだった。誰もがそれを期待していた。

いつからか、そういうゲームではなくなってしまっていた。


FFXIというゲームが内包する唯一の問題は、そういうMMOにならなかった原因の一翼を担っているという事だ。

そしてこの流れを変える事ができる数少ない可能性も、FFXIVにはあるんだろう。

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