2009-06-14

保護者向けのゲーム機教室ってどうよ?

「ゲーム」ではなく「ゲーム」ね。

というのも、最近人付き合いが広がって、周囲から「ゲームに詳しい人」的な認知のされ方をしつつあるらしく、ぽつぽつと相談を受けるようになってるんだわ。特に多いのがPSPCFW絡み。買い与えた覚えのないゲームを息子が遊んでいるのを見て「友達に返してきなさい!」「まさか万引き?」で子供と一悶着なんて事はザラ。他にも、PSP無修正エロ動画をこっそり見ていた、なんてケースもあった(笑)。

ファームウェアという概念どころか最近ゲーム機自体をよく知らない親御さんらと、なるべく情報を秘匿しようとする子供の間でちゃんとした合意が得られるはずもなく、多くの場合は子供に言いくるめられて実質的な黙認(放任)状態になってしまうそうだ。親御さんの世代となると、携帯ゲーム機といえばゲームウォッチ~初代ゲームボーイ程度で認識が止まっちゃってるケースが多いしね。据え置きゲーム機のケースでも、コントローラを取り上げて安心してたら、中古コントローラを買ってきて隠れて遊んでいた、なんて事もあった。

しかし親御さんがそんな状態で納得するはずもなく、かといって子供からゲーム機を取り上げても中に何が入っているのか分からず(親に本体を渡す際にメモリースティックを抜き取ってしまう上に、そもそも本体の操作方法すらおぼつかない)、どういう方針で監督すべきか分からないという人は結構多いらしい。

最近ファミ通だかのアンケートによると、今はNintendoDS所有者のマジコンの所有率が1割近いというアホみたいな状況らしいが、この背景には保護者無知無関心も要因として大きいように思う。なので長い道のりではあるだろうけど、違法コピー撲滅のための正道として、時間をかけてでも啓蒙する意義はあるんじゃなかろうか。それと同時に保護者層にゲーム機の機能や性能をアピールするチャンスでもあるような気がするんだけどね。ゲーム機の機能・性能をきちんと把握し、管理ノウハウを身につける事で逆に安心して購入出来るという効果も見込めるし。

個人的には、任天堂ソニーあたりが共同でキャンペーン張って出張講座みたいな事をすれば効果はそれなりに出るような気がするんだが、メーカー自身が不正改造の存在を前提にした活動を展開するってのはやっぱり難しいのかな。

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