2009-03-19

卒業式入学式写真は燃やそう

もうすぐ、卒業式入学式のシーズン。だが、児童ポルノ法改正されれば、小学校中学校入学式卒業式、また、高校入学式写真を持っているだけで、「18歳未満の被写体が写っており、人によっては性的写真に見える」という理由で逮捕される可能性がある。もちろん、ただ卒業式入学式写真を持っているだけで逮捕されたりはしないだろうが、日本警察は、別件逮捕日常的に行っていることを忘れてはならない。警察が、あなたを疑わしいと思ったら、卒業式入学式写真をたてに、「児童ポルノ法違反の容疑で逮捕」として別件で逮捕し、23日間拘留して事情を聞く、なんてことは普通に行われるようになるかもしれない。

もちろん、修学旅行写真も、燃やすか消去しないと、児童ポルノ法改正されたときに、すべて別件逮捕に使われる可能性がある。自分関係ないと思っているかもしれないが、例えば、あなたが男性で、自宅の近くで児童に対する凶悪事件が起こったとしたら、とりあえず、現場周辺の男性全員を、卒業式入学式修学旅行写真をたてに「児童ポルノ法違反」の疑いで別件逮捕して取調べする、なんてことは、普通に起こりうるはずだ。

児童ポルノ法改正に、デジタルカメラなどを製造している電気電子の大手がなぜ絡んでこないのか理解が出来ない。これらの企業は、よく、子供運動会ビデオなどを取っているお父さんのCMなどを流して、自社のカメラ/ビデオカメラを買ってもらおうと腐心しているが、児童ポルノ法改正されると、小学校運動会写真ビデオは、全て、児童ポルノに該当する可能性があるということになる。大勢の子供写真ビデオが、児童ポルノとして使用されるかもしれないからだ。逮捕されて人生台無しになる可能性がある、という記事が週刊誌に出るだけで、デジタルカメラの売上はがた落ちになるだろう。

電機業界の大手がもっと積極的に、児童ポルノ法改正に反対してロビー活動を行うべきだ。日本カメラは、世界的にも強いのだから。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん