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• 「ナポレオン 獅子の時代」
  • 劇画調の漫画で、ナポレオンが子供時代からフランス皇帝にのし上がっていく様子を、史実に即しながらも虚実織り交ぜたケレン味たっぷりの個性的なキャラクターを惜しまず登場させて描く。一時期はフランス革命を描くためナポレオンがほとんどまったく登場せず、その代わりロベスピエールが実質的な主人公だった時期もあった。
• 「シグルイ」
  • こちらも劇画調の作品。原作は南條範夫の小説「駿河城御前試合」。過去にも複数の漫画化作品が存在するが、作者独自の解釈によって完全に違う進化を遂げた。手足や首が切り落とされる程度では飽き足らないほどの残酷描写が特徴。寡黙な主人公ですら、決闘相手の下あごを裏拳でえぐり飛ばす事を平気でやらかす(笑)。
  • 江戸時代の初期、残虐な君主の命令のもと駿河城で凄惨な真剣試合があったという。本作ではそれに出場する剣士達の超人的な技量や人間模様を描く。とはいえ連載開始から数年経過するも第一試合すらまともに始まっておらず、現在にいたるまで、対峙している二人の剣士の因縁を描く「回想シーン」が続いている。当初は第一試合のみで完結するのではと思われていたが、最近は他の試合に出場する剣士達もちらほらと登場し始めており、作者存命中に完結するかどうかすら不透明な状況に(笑)。

どちらも連載中の作品なので注意。よくよく考えてみたら、どっちも劇画村塾出身者だったな。

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