2008-06-27

何かを目指して行動するのがちょー苦手。

いったんやることが決まれば全力をつくしてそれなりの結果も出すので

周りからは割と評価されている。

でも内面はぺらっぺらで「とりあえずがんばっとけ」ってかんじでやってる。

更に言うと「がんばっときゃ文句ないでしょ」みたいな。

ポリシーとか全然ない。芯もない。

何を目指すのかあいまいなままで

あっち行きこっち行きフラフラ適当就活してたら、

6月現在いただいている内定は小売店1社のみ。たぶんブラック

なんでこうなっちゃったのかなーと考えてみた。

(1)子どものころ器用貧乏だった

(2)特殊な環境の中で演技しすぎた


(1)はそのまんま。

公文に通って上の学年の問題を解いてたぶん、

小学校では全然苦労しなかった。

バカみたいに懐っこかったから先生にも好かれてたし、実技も得意だった。

なんとなーくで優等生でいられて、非常に生きやすかった。

「汗水たらして必死でがんばる」みたいなのはあまりなかった。

中学校高校は私立のとこにいった。

(2)に特殊な環境って書いたけど、まぁいわゆる宗教系の学校だった。

宗教系って言ってもいろいろなとこがあると思う。

うちの学校の場合、きちんとした信仰心を持っている子がほとんどだった。

宗教に関して半信半疑だった自分は、染まるでもなく、拒むでもなく、

とりあえず信じてるふりをすることにした。

だって友達も先生きれいな心で信じてるんだもん!

ここで「え? この教義おかしくね?」とか言ったらマジKY

そんなわけで清く正しいふりをして6年間すごした。

周りの清く正しい信仰を持つ人々には明確に目指すものがあって、

自分にはそれがなかった。必死で持ってるふりをした。

ここで育ててしまったのが「とりあえずがんばっとけ」とか

「がんばっときゃ(信じてないってバレないし)文句ないでしょ」みたいな

人を舐めた根性だったのかなあ、と思う。

あのころ勇気がなかった。

自分のとなりにいる優しい女の子や、まっすぐな男の子を戸惑わせたくなかった。

彼らが一番大事にしているものを否定するようなことが言えなかった。

今だったら言えるかな。いやまだちょっと怖いかも。

生い立ちのせいにしてるようでちょっと微妙なんだけど、

地に足が着いてない状態を打開したいっていう思いはある。

これからどう生きるか! 

いっそ信じちまえばいいのか! 

いやでもやっぱりそれはむりだー

とか悶々としながら進路を考えてる。

今ひとつ思うのは、自分が育ってきた学校に戻って、昔の自分と同じように信じられなくて苦しんでいる子供の背中を押してあげたいなーとかそんなこと。

  • すげーわかる。 おれも同じ感じ。 匿名とかじゃなくて、普通に語り合いたい。この人と。

  • http://anond.hatelabo.jp/20080627010920の元増田です。 すごい個人的な話だったのに共感してくれる人がいて嬉しかった。ありがと。 ブクマしてくれた人もいて更に嬉しかった。 見てるかわかんな...

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