はてなキーワード: 居合道とは
刀を買ったんですよ
刀っつっても真剣ではない
刃の入ってない、研いでも切れるようにはならないような金属で作られた、いわゆる模造刀だ
しかし、ちょっと振ったらポッキリ折れてしまうお飾りの刀ではなく、居合道の練習なんかでブンブン振り回しても平気で、造りは真剣に近いようなやつだ 居合刀ともいうらしい
お値段なんと9万円で、その金でブッ壊れたチャリを買い替えた方がいいのは明白なんだけど、俺は衝動に勝てなかった
刀、昔から憧れてたんだよ
それこそ中学生くらいのときに憧れのピークがあって、毎日のように両親に模造刀を買ってくれ〜!と言っていた
俺は飽きっぽかったし、粗忽者でうっかりカッターで指を切ったりしがちだったのもあり、モチロン両親は断固として買ってくれなかった
俺はじゃあ木刀ならいいやろ!と強固に主張して、結局2万円くらいするいい木刀(鞘つき)を買ってもらったことで模造刀熱はおさまった
おさまってなかったんだよな
おさまってなかったってことなんですよ 俺はずっと刀が欲しかったんだ
ロマンじゃないですか
鞘なんかも段々になってて渋いし、鍔は透かしの入った丸いやつでかっこいい 柄の装飾もかすみの図だかなんだかで、和風でええ感じだ
居合やってる人がある程度実力をつけてから買うようなグレードのやつなんだ多分 いい刀なんですよ
俺の刀経験っつったらホント、幼少期の地元の武者行列再現イベントで、抜けないように紐で縛られた刀を腰に差して歩いたことがあるくらいだ
そこなんだよ
武者行列イベントで俺は"副将"の役を押し付けられて、雑兵役と比べるとちょっといい鎧・ちょっといい刀を身につけた
しかしやっぱり、刀の鍔と鞘は紐で強固に括られていて、ガキには絶対に抜かせねえという意思が感じられた 俺は真面目なガキだったんで、これ抜いてみたい…なんて言い出すことはできず、いちども刀身を拝むことはなかった
黄色というか金色というか、そういうやや趣味の悪い鞘に収まった大小で、手の届かない棚の上に鎮座していた
校長先生と仲良くなろう!みたいな企画があって校長室で給食を食ったとき、その刀のことがずっと気になってたんだけど、やはり言い出せず、刀はただ視界の端で存在感を主張するばかりだった
ぜってえ小学校にあった刀よりいいのを買った
9万円だぞ9万円 校長室に飾ってある刀とはいえ、9万円の居合刀よりはショボいはずだ
俺の勝ちってことなんですよ
20年弱の時を経て、俺はあのときの刀に勝ったなあ、ってワケですよ
そんでその刀なんだが、まだ届いてねえ
即納品と書いてあって、1〜5営業日以内に発送って話で、頼んだのは6日前とかなんで、理論上今日あたり届いてもおかしくない感じではあったんだが、ショップから来たメールの感じだとまだ発送されてないっぽい
おそらく刀身の長さをカスタムしたのがよくなかったんじゃないかと思うが、詳細は不明
文句はない 待つ楽しみというのは確実にあり、それが伸びるというのはむしろありがたいことだ
俺の刀が来ようとしている
どうするんだ俺
刀を振る場所なんかねえ たぶん下手に振り回したら天井に穴をあけることになる
パッと見で「すげえ!」「人間離れした動きだ!」とはならないし、むしろ「ただちょっと素早く刀抜いてるだけじゃん」とすら思いかける
でも、何度か見ていると、異常にブレが少なく動きが洗練されていることがわかってくる これは多分、到底真似できねえぞと思いはじめる
居合刀がきたら、真似してみてえ 全然無理だ!!ってなりてえよ
楽しみだ 楽しみすぎる
いい使い方だったんじゃないだろうか?9万円…
居合道の人「謝ってよ!謝ってよぉ!」
いい年こいて居合に憧れがあって、一人でいるときにエア抜刀みたいな動きをよくやっている
居合道をやりたいという気持ちはない そんなにしっかり向き合える気がしないし、なんというか道と付くものにはそれなりの姿勢を持って取り組まなければ失礼だと思う
でも一回くらいエアじゃない抜刀をやってみたい 実家にある鞘付きの木刀では頻繁にやってたけど、やっぱり木刀では満足できない 真剣がいいとは言わないから、せめて模造刀くらいは欲しい
せっかくだったらかなり振り回しても壊れないような奴がいいんだけど、そういうのは最低でも2〜3万円するっぽい
エア抜刀のためだけに出すには痛い額だ 嵩張るから彼女に対して隠し通すのも難しそう 見つかったら絶対バカにされる
俺はこのまま一度も抜刀を体験することなく死ぬのか? 彼女は大学の体育で居合やって模造刀を抜いたらしいのに
抜刀もしないでこのまま死なねえぞ(奥田民生)という気持ちがあるが、どうしたらいいかわからない 射撃場みたいな感じで剣撃場があったらいいのに
柔道の危険性はデータを持って示されているが、武道は柔道を含んだままいまだ必修として続いている。
たとえ必修でなくても部活動としての柔道は変わることなく続いていくだろう。
しかし、柔道と言うのはデータを示されるまでもなく、それどころか部活動としてやるものとしても危険すぎる競技である。
主にそれは、近代までに日本で発展した人を打ち倒すための技術を競技化したものを指し、剣道を筆頭に、柔道、空手道、弓道、居合道、合気道、相撲道などを含む。
武道は、特に二つのカテゴリーに別れ、一つは演舞を持って競い合うもの、相手を敵とせずに的もしくは協力者を持って自分の技術を示し合う競技である。これには弓道や居合道、剣道や柔道の型などが含まれる。
もう一つは実際に敵を相手とし技を仕掛ける格闘技に類する競技である。剣道、柔道、空手、相撲などが含まれる。
前者の安全性は比較的高いものである。当然武器の目指す先が人ではない、もしくは打ち倒す目的ではないため、人を打ち倒すための技術を用いても危険性は低い。
一方で後者の危険性は高い。人を打ち倒す技術を人を打ち倒すために使うため、当然のことである。
後者の中で、柔道と相撲は主要武道の中でも特に危険な競技である。
その理由は、この二つの競技にはプロテクターが存在していない、ということに尽きる。
剣道であれば、慣れ親しんだ防具が思い浮かぶことだろう。
空手は、生徒であれば直接殴りあうフルコンタクト式ならプロテクターは必須であるし、寸止めであってもプロテクターをつけるのが普通だ。
武道でなくとも同じ格闘技のアマチュアボクシングは、ヘッドギアと大きなグローブの義務がある。
一方で、柔道と相撲にはプロテクターと呼べるものは存在しない。申し訳程度、柔道にはたたみがあるだけである。
しかし、中学高校で一般的な、スプリングの入っていない、床に敷いた畳と言うものは当然硬く、危険性が大きい。
締め技関節技等の制限が行われたとはいえ、戦前から一切変わらない安全基準で行われるスポーツと言って良い。
敵の攻撃から体を守るのは基本的に自らの習得した防御技術だけと言う競技だ。
ところが、その柔道、相撲の部活で競い合うのは、お互いに未熟な児童生徒学生たちである。
運動で体が熱くなり、試合や乱捕りで敵対すれば興奮し、普段よりも無茶な状態で無茶な技をかけることが多くなる。
プロテクターが存在しない柔道や相撲は、失敗した時に守ってくれるものは何一つなく、その時点で怪我が確定するといって良い。
柔道は投げ技で、相手の体を畳みにたたきつける打撃を行い、関節技で骨を痛め、締め技で意識を奪う競技。
相撲は張り手で叩き、投げ技で土にたたきつけ、押し出して土俵から落とす競技。
体験的な話で不正確だが、中学高校の柔道の試合では、1つの大会で必ず1人以上のけが人を目撃する。
大相撲で怪我をしていない力士だけでとった場所が近年存在しただろうか。
考慮すべき安全と言うものが、武道の伝統という言葉で覆い隠されている。
剣道は竹刀を作り、防具を作った。空手はプロテクターを取り入れた。柔道は本来着ていた防具を脱ぎ捨てて、身を危険に晒した。相撲は裸である。
当然プロやオリンピックといったレベルのものを変えるべきではないかもしれない。
しかし、そのアマチュアもしくは学校レベルの段階において有効に使えるプロテクターを考案すべきだ。