はてなキーワード: Ocamlとは
とはいえ、参照や配列を理解するのにポインタは必須ではない、というか別概念だよね。
Cでは参照や配列を扱うときにポインタという生の実装がむき出しになってしまうけど。
OCamlやSML (もしくはHaskell) のような、ぜーんぶ値渡し+必要なところだけ陽に参照(ref)型を使う、という言語を最初に使ってれば、ポインタを理解してなくてもJavaやC#の参照もまあすんなり理解できると思う。
なまじ中途半端に参照と値渡しが構文的に区別されずに存在していたり、Rubyのように参照しかない(と思ってるんだけど)世界からはじめると、後々苦労するような。
CはもはやゲームとかOSとか組込みとか、リソース制約のきついソフトウェアを書くための言語にすぎないと思う。やっておくに越した事はないし、低レベルレイヤを理解しておくべきだし、言語間の関数呼び出しみたいなことをするのにも知っておいた方がいいけど(とはいえSWIGみたいなものもある)、より抽象度の高いところから手をつけるアプローチもあっていいんじゃないかなー。