はてなキーワード: Looxとは
ちょっとまえにヒトカラをustで中継するってのをやったことがある。
PCはLoox U、回線はイモバ、音を拾うためのマイクを外部入力に接続
Twitterに曲名をPOSTしたりして、聞いてる人から「あらいい声」とか言われて調子に乗りまくって3時間も歌った。
レパートリーも尽きてきたのでそろそろ帰るかとPCの方を向くと
PCから声がする。
最初ははっきりとした女性の声
「だーれー?」
・・・・・・
気がつかないうちにSkypeでも起動していたのかと思いタスクバーを見るが起動しているのはブラウザだけ。
「ustはいつから双方向になったんだ?」といぶかしげにPCを見つめるオレ。
その間もPCはぶつぶつつぶやき続けている。
なんかカチャカチャとした音(厨房の音のような?)と男性と女性の声。何を言ってるのかはよく分からない。
不思議なこともあるものだと思いつつPCをシャットダウンした。
あれはいったいなんだったんだろう?
行きはまず座れないんだけど、帰りは運が良ければ座れることもある。
この日も目の前の人がいきなり降りてくれたおかげで、久々に座って帰れることになり
とりあえず読書をしようと本を取り出したら、斜め前に立ってた若い男が話しかけてきた。
「どうしても仕事をしなければいけないので、席を替わってくれませんか?」
男は小脇に大きなノートパソコンを抱えていて、どうやらそれを使いたいらしい。
お互い社会人だから、仕事が大変なときがあることは十分理解できる。
でも、だからと言ってここまでしてやる義理はないし、俺だって仕事してきて疲れてるんだから
当然のように断った。
男はそれでも食い下がったが、俺は何も言わずに無視したので
俺に席を替わってもらうのはあきらめたようだ。
しかし、その次にその男は自分の正面に、つまり俺の横に座っている老人に同じことを言い出した。
老人はどう見ても70歳を過ぎてそうな感じで、どこに立っていても無条件で席を譲って貰えるであろう風情の
まさに老人の中の老人だ。
その老人相手になんという勝手なことを言い出すんだろうとあきれていたところ、
なんとその老人は何も言わずに立ち上がり、その男に席をゆずってしまった。
男は軽く会釈すると席に座ると同時にノートパソコンを開き、そしてバッグから本を取り出して
それを見ながらぎこちない手で作業を開始した。
関係ないけどちなみにその本は「はじめてのVisio」みたいな感じだった。
俺はその男に席は譲る気はなかったが、目の前に立っている老人には席を譲らないといけないわけで
結果的に俺がそいつに席を譲ったのと同じことになってしまった。
俺も電車で座れるならノートパソコン持ち帰って仕事したいとは思うけど、
どんなに切羽詰まっても、他人の着席権をうばってまではしないけどなあ。
帰って釈然としない旨を妻に愚痴ると、
「つまりその人は、それだけ非常識な振る舞いをしなければならない程追い詰められていたのだから
尚更優しくしてあげなきゃ」と
諭されてしまった。
俺の優しさが足りないのか・・・。
ちなみに妻は亜菜瑠ちゃんを救う会みたいな奴に、10万円寄付したりするような人だから
それに比べたらフォボスとダイモスくらい優しさ力が違うけどね。
いやごめん、フォボスとダイモスがどのくらい違うかよく知らないけどふと頭に浮かんだから書いただけなんだ。
例として不適切なら他の適例に置き換えてくれ。
そのときは、世帯年収400万なのにそこまでする?と口論になったのも嫌な想い出だ。
まあ何が言いたいかと言うと、でかいノートパソコンもいいけど
今はD4とかLooxとか立ったままでも使える便利なモバイル機器があるから
そういうのを有効活用してねってことだ。
いや違うかもしれないが。