はてなキーワード: 希望退職とは
ただ、このころの気持ちを忘れてはいけないと思い、放流してみる。
今月末に退社することにした。
正直、躊躇もあったんですが元々考えていたことであり、幸い割り増し退職金などありがたい補助もあるので、思い切って飛び降りることにした。
一旦腹を括れば簡単なことだったが、本当はもっと早くから転職は考えていた。
自分のやりたいことと現状の仕事の指向があまりにも異なっていたため、プロジェクト移動の希望をずっと出していたが、一向にかなう気配がなかったのがひとつの理由。
もうひとつは失敗に対してかなり辛い処置を受けたのに、その後精度の高いリリースを行えたあとも会社業績の悪化(主に他部署の赤字)を受け、トータルとしては減収だったこと。
ため息しかでなかった・・・
うちの会社で子供をもうけることのできる人は一部のエリートだけだということがわかった。
それでも次のプロジェクトに対して希望の炎を燃やしていたが、ビジネス環境は非常に辛い状況になっていた。
取引先の倒産、店舗の削減、外注からの仕事引き上げにより、ひたすら同じ仕事ばかりするようなスタッフ・・・
そこで、今回の希望退職プログラムに際して上司から話があったとき、最後の忠誠心という糸も切れ「この時勢、退社するのも地獄、会社に残るも地獄だったら、飛ぼう」と未来が見えない残留よりも、不安でも可能性のあるほうに賭けることにした。
またこの忠誠心というのも、部署の上司とかではなく、拾ってくれた元社長に対してだった。
新卒での就職活動も超氷河期で、理系大学院卒でも希望する仕事が得にくかった頃・・・
私は専門外の分野からの応募でやる気ぐらいしか武器はなく、徒手空拳で面接に望んだ。
面接後社長がたまたま会社の前をうろうろとしていた私を見つけ、社屋をひととおり案内してくれたあと呑みに連れてくれた。
「プログラマーは5年ぐらい経つといなくなるからなぁ・・・それでもやれるか?」という社長の問いかけになんと答えたかははっきり覚えていないが、社長は翌日メールで内定の通知をいち早く知らせてくれた。
本人は覚えているかどうかわからないが、そのときからこの人にはついていこうと思っていた。
しかし、その元社長も本社の社長になってから、業績を維持しつづけることはできず、関連会社の役員となって遠いところへ行ってしまった。
今の社長は口では威勢はいいが、それも最初のころだけで半年が経つ頃にはビジョンも見えなくなり、今はリストラ真っ最中のためか2ヶ月以上、口を閉ざしている。
半年前に退職した上司が社長に向かって最後に言った「夢がないからです」という退職理由がしみじみ自分にも感じられるようになり、結局同じ選択肢を選んでしまった。
会社に対して言いたいことはいろいろとあるのだが、それは決して恨みとかではなく、一緒に闘ってきた仲間たちが希望を持って働けるためにやるべき決断をして欲しいということである。
ずっと収益を上げて、10年以上に渡って会社を支えてきたわが部署にもっと大きい期待を寄せて、より広い仕事をさせようという意欲がないのか?ずっと赤字である部門と全員入れ替えるぐらいの決断があってもよいと思う。
その真っ赤な部門は私たちよりも非常によい労働環境を手に入れている。
そして潤沢な開発費を湯水のように使い、一向に黒字を出せないでいる。
今のA.I.Gを見ていると、この部門をことを思い出して腹が立って仕方がないのだが・・・・
しかし、そういう熱い気持ちももう一週間ほどで今の会社に通うこともなくなるせいか、冷えてきていて関心が薄くなっている。
同僚たちにも申し訳ないが、今は自分のことで精一杯なので引継ぎに関しても最低限のことしかやれないと思う。
口では皆さんの今後のご活躍を・・・とはいうものの、興味すら沸かないというのが実感だろう。
現に私以外の退職する人たちは挨拶もそこそこの会社を去っていった。
周囲の人も自分の身の振り方にかなり迷いを持っている印象を受け、接し方がぎこちない。
・・・ここまで書いてた。
しかし、この話のオチはとんでもない方向へ。
最後の出社日に所属していた部門が解散することが告げられた。
本当にびっくりした。
スタッフは他の部門に吸収されるので、今までと特に処遇が大きく変わることはないが、最後の踏ん切りがついた感じだった。
とりあえず最後に挨拶しようと思っていた上司は、自身がシャレにならないことになってたため、気を使って挨拶もできなかった。
自分は幸いにして、友人のコネでなんとか再就職も決まり頑張ってますが、同じ頃に退職した同僚はまだよい話を聞かない。
他人の心配ができるほど自分の前途が明るいわけではないが、早く決まって飲みにいきたいものだ。
諸外国の先進国の事例っていってるが、アメリカぐらいしか見てない気がする。労働関連のはアメリカが突出してゆるいだけでヨーロッパは日本より規制が厳しいので失業率も高くなってる。
バッシングされるだけで刑罰の対象でもないし、学生が破棄した場合も翌年度以降のその学校に悪影響あるわけで叩かれないわけではない。
これは普通に多くの企業で解雇してるだろうに一体何を根拠にこんなことを言うのやら。
・合法リストラができないから「希望退職募集」をせざるを得ないが、普通にクビきるよりはるかにコスト高だし、不況でリストラが必要な時期なんて誰も自分から辞めたがらないから意味がない。
そもそも労働監督署自体がまともに動いてないのでザル法。だからこそサービス残業させれるわけだし、多くの労働者は労働法制の知識なんかないから首切りでも泣き寝入りしまくり。合法リストラをきちんとやるのは一部大企業正社員くらいの話。
これが本当なら正社員の給料が下がり続けるなんてありえないだろ。
戦後最長の好景気といわれるような状況になってもなかなか上がらなかったくらいなのに、なかなか下げることができないとか丼だけ現実離れしてるだよと突っ込みたい。
世間では企業の内定取り消しが話題になっているが、諸外国の先進国の事例など読めば読むほど日本の企業って凄いって思う。
・内定はもらった生徒側は自由に破棄できるが、企業側がやったらバッシング。
・合法リストラができないから「希望退職募集」をせざるを得ないが、普通にクビきるよりはるかにコスト高だし、不況でリストラが必要な時期なんて誰も自分から辞めたがらないから意味がない。
・一度正社員の給料やポジションをあげると、なかなか下げることができない。
こんな不自由な制度の中、よく日本の企業は世界で台頭できたと感心する。逆説的に考えると、これらのゆがんだ制度を維持するために「派遣・パート差別」「サービス残業」「天下り」「新卒信仰」などのゆがみが生まれたんだと思う。
「内定取り消し」「派遣首切り」のニュースを見て怒り狂っている人は、一度デザイン系や映像業界の仕事をしている人に聞いてみるといいよ。中小のデザイン会社・映像制作会社では通常「お試し期間」みたいなのがあって、最初の数ヶ月で使い物にならないと判断されると簡単にクビになったりする。少なくてもこういった業種に詳しい人から見ると「内定取り消し」であんだけバッシングされて、100万円の迷惑料を払っても「まだ足りないぐらいだ」なんていわれる一般業種がとってもゆがんで見えるよ。
「こういった職種は特殊な例にすぎない」と思っているキミ、たしかに今はその通り。だが日本の経済システムが確実に変革しているこの時代に、既存の雇用システムを盲目的に頼っていると痛い目を見るよ。上であげたような「特殊な事例」はこれから日本でもどんどん増えていくだろう。いや、増えていかなければ日本経済は成り立たない時代にきているのだ。他の先進国を見渡せば、日本の正社員保護の雇用システムこそが特殊なのだ。
id:rajendra 4要件に当てはまれば整理解雇は出来るし、どこの業界にも試用期間はあるし、いろいろおかしな記事だな。ちゃんと他の社会保障制度とのバランスで見てね。
この「4要件に当てはまれる」のが困難だから、わざわざ割高の退職金をだしてまで希望退職募集をしていると思うのだが?それに1年以上前から内定だすような企業って、実際に新卒を雇ってから数ヶ月の試用期間後に解雇とかって聞いたことないよ。
id:fuldagap 学生は内定を自由に辞退できるけど複数持ったままではいれないとか、解雇のしにくさは社員の副業や転職のしにくさだとか、「諸外国の先進国」が失業給付・職業訓練に厚いこととか分かっているのかしら?
そりゃ最終的に入社できるのは1社だけだから本命以外はいずれ辞退せざるをえないでしょう。
id:chintaro3 代わりに派遣の給料が海外並みに上がれば言うことないんだがね。/新卒が重宝されるのは、転職組におかしなやつが多すぎることの裏返し
そもそも「派遣」というポジション自体が日本独特なので比較は無意味。イギリスやアメリカの正社員は簡単にリストラされるので、立場的には派遣と変わらない。
id:SeiSaguru どうせ変わるんだったら、企業にいい風ばっかりじゃなく、働く側も主張してこーぜ。給料こんなんじゃたりねーぞ! とか もっと休みくれよー とかさ。
同意。これに関してはもっと中国人を見習って、不当な職場では社員全員でストライキ決行などしてもっとわがままになっていいと思う。
id:hanzo22 とにかく新卒至上主義がまずい。ここから脱却できればもっとバランス良くなるよ!
おっしゃるとおり。
異論・反論があるのは大歓迎なんだけど、「ばかのみほん」とか「経団連の犬」とか人格批判に走る人ってなんなの?おれ、特定の誰かの中傷なんてしてないぜ?