「食品添加物」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 食品添加物とは

2009-08-02

そろそろ食の安全神話を信じるのはやめにしよう

残念ながら、安全な食品というのは幻想であるということに気づかされたのは、大学1年生のときだった。

分子生物学かなにかの討論式の授業で、その日は癌の治療と予防についてセッションが行われた。

で、僕は治療についての発表をして(ちなみに癌は老化現象の一つで治らない病気という発表だった)もう一人が食物とがん予防についての発表をした。

そのときの教授の発言。

「まあぶっちゃけ体にいい食べ物なんておまじないみたいなものだけどね。

体にいいって言われているものは、いい部分の成分しか検出されないような分析しかしないから。

例えば、味噌とかヨーグルトとか発酵物質あるじゃん

微生物が作り出すものだから、詳しく調べれば体に悪い物だって副産物としてたくさん検出されるはずなんだよね。

でもそんなの調べたら誰も買わなくなるから誰も調べない。

食品添加物だっておんなじだけど。」

なるほど、たしかにそうだ。

自然のものにせよ、人工のものにせよ、何のために成分分析をするかと言えば商品化するからであって、特に問題になるような物質以外を調べてみすみす商品化が遠のくようなことはする必要が無いわけで。

成分分析だって1項目いくらというような世界なわけで、全ての成分を検出というのもまた無理なわけで。

話は変わるが、同じ教授の授業で活性酸素の毒性についての講義があった。

で、この講義もちょっと面白くて覚えていたのだが、「酸素は元々毒であった」という話。

地球上に最初に出てきた生物酸素を嫌う嫌気性微生物で、ほそぼそとした生活ぶりだった。

酸素はそういった生物にとって猛毒であったわけだ。

ところがミトコンドリアが出てきて、生物酸素を利用して大きなエネルギーを使えるようになり、爆発的な進化が始まった。

つまり、生物猛毒というリスクを承知で、莫大なエネルギーを利用できる酸素を利用する方を選んだわけだ。

そんなリスクを承知で酸素を利用することを選んでいるくらいなんだから、活性酸素位でガタガタ騒ぐなバカ、というのがその講義のまとめだった。

で、何が言いたいかというと、僕らの体は元々リスクを承知で色々取り入れるようなシステムになっているわけで、食べ物に関してもそれはまったく変わらない。

例えば、自然の食物こそ、自分の身を守るために色々な毒素が入っているわけだけど、逆に言えばそういうものも体内に取り入れることを前提として体はできている。

様々な栄養素、エネルギー源を利用するためには、多少のリスクが必要なことを体は知っている。

だからまあ安全な食というのは幻想なので、そればかり追っても意味が無いし、そんなことは自分の体が一番よく知っていますよという話。

■誤解されやすい書き方だったようなので加筆。

べつに食品検査などについて否定しているわけではなく、過激になっている「無農薬信仰」「農薬安全信仰」についての意見として書いた。

どちらもそこまでリスク差はないんじゃね?という意味で、「そればかり追っても意味が無い」と書いている。

そこら辺をきちんと書くべきでしたね。不愉快な思いをしたらすみません。

2009-03-28

http://anond.hatelabo.jp/20090328200730

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090324/327014/?ST=management&P=1

これか。

面白かった。

まあ実際のところ、食品添加物が入っているような食べ物

コストが問題になることが多く、コストが問題になるってことは安い中国産の原料が使われることが多いので、

当然農薬の過剰摂取などの危険性は増すと思われるけどね。

個人的にも食品添加物が大量にはいっていると思われるコンビニ弁当などで腹が痛くなることがあるので、

食品添加物は安全」と言い切るのには違和感がある。

2008-10-03

http://anond.hatelabo.jp/20081003150334

食品添加物イメージだけで危険性は微々たる物だろ。餅やこんにゃくゼリーで死ぬ心配したほうがいいくらい。というか食品添加物のおかげでカビや腐敗が避けられてるわけで入ってないほうがむしろ危険。カビ米の危険性は添加物残留農薬どころじゃないわけで。

2008-06-25

http://anond.hatelabo.jp/20080624232854

あーわかるわかる。

俺もコンビニ弁当ばかり食ってたら体調がちょっとおかしくなって、食べると吐き気がするようになったもの。一応安全な食品添加物を使っているはずだし食べ続けてもなんら問題ないはずなんだけど、なんでそんなことになるんだろうね?栄養がそんなに偏っていたんだろうか。

2008-06-01

http://anond.hatelabo.jp/20080513215701

リスクを比較するっていう考え方が、世間には普及してない気がする。

たしか学校でも、こういった食品添加物があってこういう危険があるとか、こういう科学物質でこういう被害が出たとか、危険性は散々教えるけど、危険性を比較するなんていうことは習わなかったな。

ペルーであった、水道水に塩素を混ぜなかったらコレラが発生して、すごい被害が出た事件とか。

リスク比較を説明するのに、良い実例は結構あると思うんだけどな。

2008-04-05

http://anond.hatelabo.jp/20080405004648

一応突っ込んどくが前の世代だって車や家変えるのが普通じゃなかったんだが。

車なんかここ数十年で普及したものだし、家だって空調や家電耐震性とか比べ物にならないほど不便でしょ。兄弟たくさんいるのが普通だから子供に個室があるのは標準じゃなかったし。

あと食品危険性も食品添加物とかほとんど使ってない数十年前までの時代は食中毒でたくさん死んでた。中国食品はあの餃子ですら死人は出てないわけで食の安全という面でも今のほうがマシ。

2007-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20070617012719

煙草食品添加物みたいなもんか。確かに「安全」と言い切る事はできないよな、摂取する目的快楽の為だけだし。

しかし「危険」と言い切ってる今の社会には少し温度差を感じるなあ。

まあ禁酒、禁コーヒー時代の人々も多分こんな気分だったんだろうなw

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